みなさん、こんにちは!
家を設計する段階で、
廊下の寸法についてを
気にしたことはあるでしょうか?
実は、意外にも忘れがちなものであり、
玄関、リビング、収納など日常生活で
よく使用する場所の広さを
重要視し、残ったスペースを
通路関係にまわすケースが多いのです!
実際に、あまり使用しない
スペースを広くとっても無駄な
設計となってしまい、
生活空間を広げる為に
通路関係のスペースは
狭くしたいものです^^
しかし、この通路関係の寸法
と言うものは非常に重要な役割を
担うものであり、
有効活用するためには
ある程度の広さの確保が
必要となってきます!!
幅を決定する要素としては、
扉の寸法で決定することが
第一に挙げられます!
例えば引き戸の一般的な
大きさは約600mm、
750mm、800mmが
存在しています^^
実際に備え付ける建具の寸法より
大きければ非常に
無駄なスペースと言えますし、
それより狭いと建具を
取り付けるに不具合が
生じる事もあります!
結論としては約750mm程度が
一般的な寸法と言え、
人が通る通路だけでなく、
荷物を持ちながら通る、
大きな家具の運びなども
この寸法で考えられている
ことが多いです^^
しかし、一番注意しなければならないのが、
壁の厚さです!!
隣接する部屋との関係、
住宅を支える柱などによっても
必要な厚さは異なるものとなるので、
その分狭くなってしまいます!
単なる廊下の幅と言えど、
住宅や間取りの総合的な
バランスによって
決定しなければなりません!!
2015年11月16日12:00|カテゴリー:ブログ