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注文住宅を建てる時に屋根断熱にするメリットとは?
  これまでの住宅のおいては、 天井部分に断熱材を設置するというのが、 一般的な工法となっていました。   img_ldk13_2               しかし近年では、 屋根部分に設置するケースが、 大変増えてきました。   それは、そのようにすることで、 建物全体を切れ目なく 包んでしまうようなかたちになるため、 熱環境を安定させる性能を確保しやすいからです。     さらに、換気用のダクトや照明器具、 電気配線などが自由に設置出来ることになるとともに、 勾配天井や小屋裏収納を設置することも 容易になるなど、多くのメリットがあります。     また、剛性も確保しやすくなり、 地震に対する強度がアップするとともに、 プランの自由度も格段に増すことになります。     そのような理由で、こうした工法が普及しつつあるわけですが、 注文住宅を建てる際に、この工法を採用するにあたって 注意しなければならないポイントとしては、 必ず一番外側に、空気を通す通気層を確保し、 その通気層が、建物のまわりに切れ目なく 連続しているようにしておくことが大切です。   images3U3N2RXG               また、冬には屋根や天井面で空気が冷やされ、 下降気流が感じられる不快な熱環境になりやすいため、 そうしたことへの対策として、 また夏の暑さへの対策のためにも、 断熱材は十分な厚さを確保しておく必要があります。

2015年2月11日12:00|カテゴリー:ブログ