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注文住宅を建てる時に天井断熱にするメリットとは?
  天井のすぐ上の部分に 断熱材を充填する工法は、 これまでの住宅においても、 一般的に行われてきました。   ただ、工事のための スペースの問題もあって、 しっかりと充填することが出来ず、 そのためにこの部分は、 きちんとした性能を確保することが、 なかなか難しい箇所にもなっていました。   images               しかし近年では、 セルロースファイバーや グラスウールなどの吹き込み工法が 登場したこともあって、 こうした問題は大幅に 改善されることになりました。   そのため、外壁との取り合い部分に 切れ目をつくらないように 注意して工事を行うことで、 きちんとした性能を 確保出来るようになってきつつあり、 高性能の注文住宅を建てる際の 選択肢の一つとして、 十分に考えることが出来るようになりました。     そのような工法を選択した場合に、 他に注意しておかなければならないポイントは、 換気システムや、そのためのダクトなどが、 断熱されていないところに 設置されることになる場合が多く、 そうした場合には、 ダクトや本体をカバーしておかないと、 内部で結露が起ってしまうケースが しばしば見られることです。   images8X3U3YSD               また、ダウンライトなどの、 埋め込みタイプの照明器具の廻りにも 気密層を確保しておくなどの、 十分な注意が必要になります。

2015年2月13日12:00|カテゴリー:ブログ