ブログ
注文住宅の内壁って?

みなさんこんにちは^^!

住宅などの建物に最低限必要な要素は、
大まかにいえば雨風や日射を遮るための「屋根」と、
人が活動するための「床」です。
ここに、屋根や上層階の床を支える要素として「柱」や「壁」が挿入されます。
20世紀以降の建築は、構造要素として柱を重視して、
壁は自由に配置する要素として扱っています。

skyterrace8


特に、建物の内側に立てられる「内壁(ないへき)」は構造要素ではなく、
部屋と部屋を空間的に区切る、
「間仕切壁(まじきりかべ)」として配置されることが多いのです。

内壁は「部屋の内側に設ける壁」というのがもともとの意味です。
実務では、建物の内外を隔てる壁の内側部分を内壁と呼ぶこともあるのですが、
ここでは「建物の内部に立てられた壁」について説明していきます。

内壁を造るための材料を「内壁材(ないへきざい)」と呼びます。
雨風や日射の影響を直接受ける外壁(がいへき)では、
水分や紫外線の影響で材料の劣化が進みやすいため、
外壁材には「強い」材料を使う必要があるのです。
この強さを「耐候性(たいこうせい)」と呼んでいます。

堺市中区の家_014


一方で、内壁で使う内壁材には制限がありません。
水分や紫外線に弱い素材でも加工次第で問題なく使えるのです。
また、外壁材として使える素材は、内壁材として使うこともできます。
つまり、内壁材はさまざまな素材で作ることができるため、
バリエーション豊富で自由なデザインが可能なのです。

 

2019年4月18日12:00|カテゴリー:ブログ