ブログ
注文住宅の値引きは危険?

みなさんこんにちは^^

家づくりを一から進めていく注文住宅は、
建売住宅のようにすでにある住宅を購入するわけではありません。
設計事務所やハウスメーカーと契約したあとに、
住宅の建設が進められることになります。

asjsk-N_tei-S-22


そのため、値引き交渉をした結果、家の品質が下がってしまう危険があります。
値引き交渉自体は可能ですが、無条件で応じてくれることはほとんどなく、
また値引きによる品質低下の危険もあるため、注文住宅で値引き交渉をすることはあまりおすすめできません。

注文住宅で値引き交渉をした場合、最初に削られる費用は材料費です。
少しでも安く建てるために、安い金物や材木が使われることがよくあります。
中には、悪質な資材が使われたり、現場での手抜き工事を誘発したりする場合もあるため、
予算を削ることだけを考えた値引き交渉はくれぐれも気をつけなければなりません。

見積もり上は同じであっても、材木屋で売れ残ったクセの強い材木や、
製材したばかりで含水率の高い材木が使われることもあります。
金物に関しても、図面では同じように見えて、
実は規格がバラバラになっている場合もあります。
しかし、たとえ安い材木や金物を使っても、法律上は何ら問題ありません。

asjsk-N_tei-S-1


しかも、劣悪な材木や金物は、現場で作業する大工にとっても扱いが難しく、
家づくりの精度にも悪い影響を与えかねません。
安い材料の上に仕事の精度も良くないとなれば、
家の出来栄えも悪いものになってしまうでしょう。

 

2020年4月28日12:00|カテゴリー:ブログ