みなさんこんにちは^^!
注文住宅を手掛けるハウスメーカーや工務店では、
各社の商品性を色濃く打ち出したり、
建て主が部材の選択をしやすいように、
標準仕様を設定しています。
これによって、建て主はその住宅会社の特徴を把握することができ、
かつ詳細な打合せを重ねることなく、
初期段階で住宅の価格を知ることができます。
なお、設計事務所との家づくりの場合は、
まったくのゼロベースで間取りを決め、
間取りが決まった後に仕様を決める流れになるため、
そもそも標準仕様という考え方は存在しません。
ハウスメーカーや工務店などの住宅会社は、
あらかじめ標準仕様を設定することによって、
共通の資材を一括して仕入れることができるため、
例えば、一般的に市場に流通しているキッチンよりも、
よりコストパフォーマンスの高いキッチンを、
建て主に提供することが可能になります。
例えばハウスメーカーは、多くの建て主をターゲットにしていますので、
最大公約数の建て主に適う、より一般的に好まれる住宅の仕様を開発し、
これを標準仕様として採用しています。
ハウスメーカーの標準仕様がフラット35などの基準に適っているのも、
多くの建て主がこうした制度を利用するであろうという想定に基づいています。
またハウスメーカーだけでなく、工務店にもモダンなデザイン性、
自然素材の使用、高気密・高断熱の採用など、各社が様々な特徴を持っており、
当然、各社が手掛ける建物のコンセプトに適った素材や資材を、
標準仕様として設定しています。
各社の本体価格の坪単価は、この標準仕様をもとに算出されており、
建て主の希望とその住宅会社の標準仕様が一致していればいるほど、
コストパフォーマンスの高い家になります。
2018年4月20日12:00|カテゴリー:ブログ