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注文住宅で使われる内断熱とは?

みなさんこんにちは^^!

内断熱とは、
断熱材を建物の内側に入れる工法を施すことによって、
断熱を図ることです。

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隙間断熱材というプラスチック、
吹き付け、天然系繊維の断熱材を、
柱や門柱の隙間に入れて断熱を図ります。

外断熱の施工に比べて簡単であるため施工できる業者が多く、
工事費も外断熱よりは一般的です。

材料によっては、
さらにコストダウンを図ることもでき、
使用できる断熱材が限られている外断熱と違い、
ほとんどの断熱材の使用が可能です。

エアコンの設定温度を適温にする時間が短時間なため、
電気代の節約が実現するのも内断熱の特徴です。

低コストが実現する内断熱の施工ですが、
デメリットもあります。
それは、建物の軸組部分や構造材の部分は断熱の作用が働かず、
その結果、湿気がたまりやすいということです。

そして、柱などの木材の部分で断熱材が切れてしまうので、
断熱材のない部分から熱損失が生じやすくなるのもデメリットに挙げられます。

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また、断熱材の素材によっては、
施工の具合で結露が起きやすく湿度が高くなってしまう、
配管や配線の場所の変更が難しいなども、内断熱のデメリットです。

 

2020年5月6日12:00|カテゴリー:ブログ