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注文住宅でペアローンを活用するデメリットは?

みなさんこんにちは^^!

ペアローンは確かに夫婦それぞれ団信に加入できるという点がメリットになっています。
ただ、万一どちらかが死亡した場合、加入していた団信から残債に充当されるのは、
死亡した方の住宅ローン分だけであるため、団信の効果が薄まっています。

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つまり、ペアローンではない場合、夫1人の債務で団信に加入していれば、
夫が死亡すると団信が残債に充当され、それ以後の住宅ローンは支払う必要がなくなります。
しかし、ペアローンの場合は、夫が死亡して団信が適用されても妻の分の債務は残り、
妻は自分の住宅ローンを払い続けなければなりません。

ペアローンのデメリットとしては、ほかにも諸費用が増えるという点があります。
住宅ローンを2つ組むことになるため、手続きに必要な登記費用や司法書士報酬、
印紙代などがすべて2倍になってしまうのです。

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また、ペアローンにして借入額そのものが膨らんでしまうということは、
デメリットにもなり得えます。
確かに、ペアローンで夫婦2人の収入を合算できると、
1人分の収入では叶わなかった高額の家を建てることも可能です。
ただ、世帯全体を見てみると返済額は多くなるため、
生活に負担がかかったり、返済できなくなったりするリスクが高まる可能性もあります。

 

2020年2月10日12:00|カテゴリー:ブログ