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教えます!住宅の水切りの役割!

みなさんこんにちは^^!

水切りとは何のことなのか、
ピンと来ない方もいらっしゃるかと思います。
今回は水切りについて、お話したいと思います。

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雨水は建物の上から下に落ちますが、
枠などが出っ張っていると上げ裏に水が溜まりやすく、
壁面に汚れを作ってしまう原因になることがあります。

そして室内に水が浸入する原因になることもあります。
水切りがあると、雨の大部分が水切りからしずくとなって落ち、
上げ裏に水分が溜まりにくくなり、
壁面の汚れや室内への水分の浸入を防ぐことができます。

また建物の土台と基礎には隙間があります。
この部分に水切りを設置しないと、
雨水が土台の中に浸入し、
土台が腐ってしまうこともあります。

品確法では、外壁の下端に水切りを設けるように定められています。
阪神大震災後の調査では、土台はシロアリによる浸食や、
木材の腐朽が起きる危険性が最も高い部分だということが明らかになっています。


土台の防腐・防蟻対策は建物の寿命を左右する要素であり、
そのためにも水切りが重要なのです。

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簡単に防水効果を高められるアゴテープという水切りテープもありますので、
気になる方は業者にお問い合わせしてみてくださいね。

2017年6月26日12:00|カテゴリー:ブログ