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地震に負けない注文住宅とは?

みなさんこんにちは^^!

耐震に加え、さらなる地震対策として注目されているのが“制震”です。
制震とは、地震のエネルギーを吸収し、揺れを制御するしくみです。
その結果、建物の変形を防いだり、損傷を小さくしてくれます。

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耐震は揺れに対して“ふんばって耐える”、
一方、制震は“いなす”“逃がす”というイメージです。

制震装置の素材や形状はメーカーにより異なりますが、
壁内に組み込み、2階建ての場合は1階に数か所設置することが多いようです。
建物の大きさにもよりますが、費用は平均50万円くらいが目安です。

建物のつくりによって制震装置の要不要は異なり、
必ず設置した方がいいというわけでもないようです。
費用もかかるので、設置を検討している場合は、
住宅メーカーに相談し、きちんと話を聞いた方がよいでしょう。      

制震装置をつけても、体感としての揺れに大きな違いは感じないといわれます。
制震のメリットは、建物へのダメージを減らすこと。
制震で建物の変形を防げれば、クロスの破れやタイルの落下など、
内外装の被害を防げるという利点もあります。

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また高層マンションなどで採用されている“免震装置”。
近年、住宅にも採用されるようになってきました。
免震は、耐震や制震と異なり、地震の揺れそのものを建物に伝わりにくくするしくみです。
基礎と建物の間に免震装置を設置し、地震の揺れを受け流して、
建物の揺れを大幅に減らします。
装置には、ボールベアリングなどが組み込まれています。
設置条件や装置のしくみにもよりますが、
地震のエネルギーを数分の1にまで低減するといわれています。 

2018年1月28日12:00|カテゴリー:ブログ