日本では最近地震が頻発しています。古くから日本は地震の多い国として世界的に知られていますが、
最近は特に増えており、その規模も大きくなっています。
そのため、住宅においてもその対策が非常に重要視されています。
その構造は、実は古くから揺れに強いものとなっています。その一つは、木造住宅であることです。
木材はコンクリートや鉄に比べて柔らかく、また柔軟性と復元性を併せ持っている材質です。
そのため、揺れにより折れたり、曲がったりといったことが少なく、揺れを分散して
耐えることで建物が倒れるのを防いでいます。
さらには、その構造にも秘密があります。建物が木材をどのように組み合わせるかで強度を
上げられるのかということを大工さんは良く知っていますので、揺れの際に力がどの部分に大きく加わるのか、
その力を分散させるためにはどのような木材の組み方をすればよいのかを考えて家を建てるのです。
日本の住宅の構造は、木材の柔軟さと揺れを分散させる巧みな木材の組み合わせで、地震に耐える強いものとなっているのです。
2014年7月28日14:50|カテゴリー:What's new!、ブログ