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地下室がついた住宅のメリット・デメリット
  みなさんこんにちは^^!     みなさんは地下室、半地下室にご興味はおありでしょうか?   シアタールームやオーディオルームにして、 周りを気にせずに映画や音楽を楽しんだり、 ランドリーを作って、天候に左右されずにお洗濯ができるスペースにしたりと、 目的によって、様々なプランを考えられる地下室ですが、 今回は地下室を作る上での、メリットやデメリットをご紹介したいと思います。   img_basement06_2         一定条件を満たした地下室は、 延床面積の3分の1以内であれば容積率に算入されません。 例えば建ぺい率が50%、容積率が100%で30坪の敷地なら、 最大で1階と2階を合わせて30坪の建物に加え、 15坪の地下室を造ることができるのです。   実質的に容積率が1.5倍になるのと同じであり、 都市部では狭い敷地を有効利用できるメリットがあります。   地下室は回りを土で囲まれていますから、 防音性能に優れた空間にすることが可能です。 楽器の練習室やホームシアターとして活用する例も多いでしょう。 また、年間を通じて温度変化が少ないため、居住空間として快適なだけでなく、 ワインセラーや食品貯蔵庫としても有効です。   img_basement05_2         一方で、地上階の居室に比べて建築費用が割高になること、 土壌に含まれる水分や地下水が 滲み込まないように防水対策をしっかりとしなければならないこと、 夏場の外気との温度差で結露を生じやすいため十分な換気や除湿、 防湿対策が必要なことなどがデメリットとして挙げられます。   目的を明確にして、地下室にするか、半地下室にするか、 考える必要がありますが、特別な空間を演出してくれる地下室、 ご検討してみてくださいね。

2016年5月28日12:00|カテゴリー:ブログ