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住宅ローンの元金均等返済とは?

みなさんこんにちは^^!

住宅ローンの返済方法で、
元利均等返済と比較対象になるのが元金均等返済です。
元金均等返済は毎月決まった額の元金を返済していく方法で、
元金の残額から計算された利息を加算して返済額を算出します。
つまり、毎月の元金残高は常に減少するので、
返済額は金利の変動がないかぎり、基本的には毎月下がります。

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また、元利均等返済方式と違い借入当初の段階から一定額の元金を返済していくので、
元金の減少が早いのも特徴です。
元金の減少が早いということは、
基本的に支払う利息の額も少なくなるので総返済額を抑えることができます。

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ただし、借入当初の毎月の返済額は大きくなりがちなので注意しなければいけません。
たとえば、借入金額2000万円(返済期間35年)、固定金利2%の住宅ローンを組んだとします。
すると、元利均等返済では毎月の返済額が6万6253円であるのに対して、
元金均等返済方式では借入当初の返済額は8万952円です。
最終的な返済額では元利均等返済が2782万6073円、
元金均等返済が2701万6667円となり、
元金均等返済方式のほうが80万円程度お得にはなります。
しかし、借入当初は毎月1万5000円近くも出費が増える点には気をつけましょう。

 

2020年3月30日12:00|カテゴリー:ブログ