注文住宅を建てる際には、
省エネルギー性能も気になるところです。
近年では、断熱性能や気密性能を高め、
エネルギーロスを少なくすることで、
省エネルギーを実現した住まいも増えてきました!!
しかし、湿度の高い我が国では、
しっかりとした結露対策を行っていないままで、
断熱性能だけを高めると、
壁の中に結露を発生させて、
その水分により断熱性能が低下したり、
住宅の寿命を縮めたり、
ダニやカビの発生を助長したり、
といったような問題を、
新たに発生させることがあります(+_+)
また、換気対策を行わないままに、
気密性能だけを高めることは、
空気中の化学物質の濃度を高め、
シックハウス症候群の原因の一つに
なってしまうこともあります。。。
こうしたことから、
住まいの省エネルギー性能を
高めるためには、結露対策や換気計画を
同時に行う必要があります。
さらに、そうした高性能の住宅に
適した設備や生活習慣も必要となるでしょう。
エアコンを例に挙げると、
電気量に対する熱効率がよく、
省エネルギー性能は高いものの、
屋外の気温が氷点下になると、
室外機の性能が下がり、
大きなエネルギーロスを生むことがあるため、
設置場所には注意が必要です。
また、エアコン内部の結露により
発生したカビが、
運転時に放出されることがあるため、
頻繁なメンテナンスが大切になります。 2015年2月19日12:00|カテゴリー:ブログ