● プランニング中の思い出に残っている出来事、最中のお気持ちをお聞かせください。

― 高気密、高断熱の構造と最新の設備を備えつつ、外装はモールディングでクラシックな面と水平ラインを基調としたモダニティーをあわせて表現し、内部ではパリの旧建造物をリノベーションしたような内装イメージをという難題にも関わらずサクサクとプランが決定していったように感じます。建築家の先生が「劇的ビフォーアフター」の仕事をされ「匠」となられましたことも大変思い出深い事の一つとなりました。総じてプランニング期間を通じて楽しく和気あいあいとした雰囲気の中、協議ができたことを記憶しています。

● 建築中の思い出に残っている出来事、最中のお気持ちをお聞かせください。

― 建築中も現場での打合せが毎週のように行われました。建築家の先生とその助手の方、工事監督さんとその時々の関連業者の方々と綿密な打合せが行われ、その都度問題点の解決や細かな納まり・仕上げに関する決定がなされていきました。実際に施主にとっても大変勉強になる期間でもあり、これから建築される施主の皆さんにもぜひ現場打合せには欠かさず参加される事をお勧めします。工事監督さんには、施主の希望による変更、変更の嵐で大変ご迷惑をお掛けしましたが、その都度気持ちよく対応して頂き、大変感謝しています。本当にありがとうございました。
施工面については、現場の整理整頓、清掃が極めてよくなされていると感じました。建築は3軒目ですが、過去のどの業者とも比べ物になりません。最高です。

● 竣工、お引き渡しを終えてのお気持ちをお聞かせください。

― 大変満足しています。いわゆる組織系設計事務所の建築物にも比肩しうる仕事ではないでしょうか。アトリエ系事務所のセンスと細やかさも具現化されています。

● これから家創りをお考えの皆様へ、経験者ならではのアドバイスをお願い致します。

― 望みの家のアウトラインが決まっていればあとは、営業マン、建築家そして現場の監督の三者の力で形作られていきます。監督を最初から指定する術は持ち合わせていないのが実情だと思いますので、入り口である営業、建築家の方々との出会いが重要だと思います。信頼できる営業の方であれば、信頼に足る監督を指定して頂けるのではないかと思います。その意味において創建は良い選択であると考えます。