







敷地は堺市内の中心部、暫く住んでおられた住宅の建て替えである。
住み慣れた土地でもあったので敷地の特性は勿論よくご存じで、
設計に先立ち風の通り道や日差し具合などまた以前の住宅での
ご不満点などを最初に先ずは詳しくヒアリングさせて頂きました。
道路に面した最初の木戸を潜るとそこからは
一切「天に漏れない」空間が拡がっている、というイメージが
最初のヒアリング直後に頭の中にインスパイアーした空間でした。
具体的には東面ファサードは閉鎖的外観として
道路面に面したオートロック機能の木製ドアを開ければ、
ポーチ・自転車置き場ウッドデッキテラス・キッチン勝手口等が
すべて屋根付きで有機的繋がっているという動線計画です。
屋根付きのウッドデッキテラスはこれまでの過去の事例の中で最大規模、
またその中にビルトインした「物干空間」も初めての提案で
目隠しルーバーを付け室内側からみても生活臭が出ないように配慮しました。
このウッドデッキテラス、意外と色々重宝で最近話題の大陸から
飛来する有害物質や花粉などについても屋根と木製ルーバーがあるので、
さして気にすることもなくお布団を干すこともできます。